レバレッジ投資

2017年1月28日投資・資産運用

レバレッジとは、担保を差し入れるなどして大きな取引をすることです。要するに、借金をして投資をするということです。したがって、ハイリスク・ハイリターンとなります。

投資商品としては、株の信用取引や先物取引、オプション取引、CFD取引、FX、カバードワラント、レバレッジ型ETFなどがあります。

レバレッジ投資は、大きな利益を狙える半面、欠点もあります。

欠点の一つは、フラッシュクラッシュでロスカットされてしまうことです。フラッシュクラッシュというのは、相場が瞬間的に大きく変動することです。数分後には何事もなかったかのように相場は元の水準に戻っているにもかかわらず、自動的に損切りが実行されて大きな損失が発生してしまいます。理不尽だと思いませんか?
レバレッジを低くしておけばロスカットのリスクは抑えられますが、それなら現物投資でいいのではないでしょうか。
あるいは、銀行などから低金利・長期の資金を借りて現物投資を行えば、ロスカットのリスクはありませんが、現実的な選択肢とは言えないでしょう。

また、オプション系(オプションの買いに準ずるタイプ)のレバレッジ投資では、時間の経過とともに価格が下がります。したがって、長期保有には向きません。

レバレッジ投資を行うかどうかは、上記の欠点をよく勘案して判断すべきだと思います。