投資の極
政府紙幣2012年9月5日
巨額の公的債務やデフレ、円高を背景に、「政府紙幣を発行してはどうか」という意見をよく聞くようになりました。
そこで、政府紙幣について考察してみることにします。 政府紙幣に関する手続き上の問題は枝葉末節だと考えるため、深く立ち入ることはしません。 「政府が紙幣を刷って支出に充てる」というイメージで話を進めます。 景気に書いたように、政府支出で日本の経済状況が改善するとは思いませんが、過大な通貨供給は何らかの問題を生じさせると考えます。 インフレ(ハイパーインフレ)・通貨安(円安)・何らかのバブルなど、どのような問題が生じるかは分かりませんが、重要なのは、それを制御できるかどうかです。 過大な通貨供給が原因ですから、通貨を回収すればいいわけです。 まずは中央銀行(日銀)が保有資産(国債など)を売却することで通貨を回収することになるでしょう。 しかし、これには限度があるので(保有資産を売り切ってしまえば終了)、足りない可能性も考えられます。 そうなると、次は政府が対応することになります。 政府による通貨の回収は税を通じて行われることになるでしょうが、これに効果はないと考えます。 というのも、回収した紙幣(税金)を焼却炉で燃やしてしまえばいいのですが、そんなことをするとは考えられず、回収した紙幣は支出に回されてしまい、何も変わらないのではないでしょうか。 結局、バブル時の総量規制や終戦直後の預金封鎖のような劇薬を使わざるを得なくなるのではないかと考えます。 関連ページ |
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